未払い残業代を取り戻した長距離トラックドライバーの体験談です。

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トラックドライバー(42歳男性)

トラック

長距離トラックの運転手として働いていました。
40代に入り長時間や深夜の運転が辛いと感じるようになりました。

そんな矢先、会社の車庫で別のトラックに車をぶつけてしまいました。
幸いケガ人はなく積み荷も無事で、トラック2台が少し傷ついただけで済みました。

この事故で社長にこっぴどく怒られて喧嘩になり、会社を辞めてしまいました。売り言葉に買い言葉で辞めてしまいましたが、ここ最近は運転中に居眠りしそうになることもあり自分でも危ないと感じていたので、ちょどいい機会でした。

しかし、その後会社からトラックの修理代として請求書が送られてきました。
自分のミスで車をぶつけましたが勤務中の事故なのに全額負担するのは納得がいきませんでした。

この修理代のことで相談に行ったのが、残業代請求のきっかけになりました。

以前相続問題でお世話になったため気心が知れていたので、近況も交えて話をするうちに「未払い残業代を請求してはどうか。」と提案されました。
修理代については会社との契約や事故の状況を調べてみないと何とも言えないが、未払い残業代が発生していることは確実なので、残業代で修理代を相殺出来るかもしれないと言われました。

会社には1円も払いたくなかったのでぜひやって欲しいとお願いしました。
手元には給与明細と手帳に書いた勤務スケジュールしかなかったのですが、先生が会社からタコグラフを取り寄せてくれました。
社長が頑固なのは自分も知っていたので、予想通り訴訟になりました。

最初は社長本人が裁判に出てきて「残業代は払わない契約になっている」の一点張りでしたが、その後会社にも弁護士がついてからはスムーズに裁判が進んで、最終的に「修理代は6割負担、2年分の残業代130万円を支払う」ということで和解しました。

タコグラフが無いトラックでの仮眠時間や待機時間が休憩時間になるかどうかでずいぶん揉めたようです。
残業代はすべて認めてもらえませんでしたが、修理代と成功報酬を支払っても少し手元にお金が入ったので、嬉しい臨時報酬になりました。

泣き寝入りせずに専門家に相談して正解でした。

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トラック運転手です。会社からトラックの修理代を請求されたことを相談している中で未払い残業代請求を勧められました。裁判で和解し、修理代以上の残業代が手に入りました。

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